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井上靖氏の小説のこと(3)自伝的小説

  20080211inoue01
大学1年のころは恋愛小説を読み続けていましたが、続いて自伝的小説のシリーズに出会いました。

 井上靖さんの分身のような伊上洪作君が、幼年から少年、青年と成長していく様子を生き生きと描いた三部作です。

 写真左の「しろばんば」は、伊豆湯ヶ島での幼小学校時代、下の写真の「夏草冬濤」は、実にのびのびとした旧制沼津中学の3年の夏から4年の春まで、そして「北の海」では卒業後半年ほど20080211inoue02の沼津での浪人時代が描かれています。

 三部作それぞれ印象深かったのですが、その中でも特に「夏草 冬濤」は、文学好きの金枝、木部、藤尾といった1学年先輩(やがて留年して同じ学年になります)との交流の中で、何かそれまでと違うきらきらとした世界を見つけ、放埓と言えばそうとも言えるようなどこか貴重な青春の日々を送る様子がとてもリアルで、何度も読み返しました。

 千本浜で、この先輩たちと遊びまわったり、文学論を聞いたりして夜遅く帰ってきてからの場面は、どこか似たような記憶もあって、特に印象に残っています。

「洪作は自分もまた何かをなさなければならぬと思った。藤尾の仲間たちは、自分の知らない本を読んでいる。小説も詩も歌も読んでいる。読むばかりでなく、金枝や木部などは自分で詩を作ったり、歌を作ったりしてるではないか。考えることも、喋ることも、自分などとは違っている。自分もあのようにならなければならないと思う。洪作は、藤尾たちと今日一日遊び呆けたが、ただ遊び呆けたという気はしなかった。・・・・・・洪作は寝床へはいった。いっこうに睡気はやってこなかった」

20080223nisiizu  そしてこの小説のラストシーンは、5月の休みにこのメンバーで西伊豆への船旅に出て、土肥の港へ降り立っていく時のこんな描写で締めくくられていました。

 「洪作は一番あとから波に包まれた土肥という未知の部落へはいって行った。何かきらきらしたものを採集にでも来た探検隊の一員のような、そんな気持であり、またそんな足どりでもあった。」 
  (続きます)

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